第29章 恵理のおむつ折檻

第29章 恵理のおむつ折檻

由香里がトイレから部屋に戻ると、程なく恵理もやってくる。
左腕でおむつと思しき布切れの束を抱え、右手には様々な物を乗せたお盆を持っていた。

由香里の目は、恵理の腕に抱かれたおむつに釘付けとなる。
坪井におむつを当てられた時も死ぬほど恥ずかしかったが、坪井は由香里の母親くらいの年齢だし、まだ自分を納得させる事もできた。

しかし、相手が恵理となるとその恥ずかしさ、惨めさはまた格別である。
自分が恵理の前で股間を曝し、赤ちゃんのようにおむつを当てられる姿を想像するとそれだけで心臓は激しく動悸し、顔は熱を帯びたように熱くなるのを感じた。

恵理はベッドに腰掛けた由香里を見下ろしながら口を開く。
「さっき、由香里先輩は恵理の事をいじめた罰も受けるとおっしゃいましたねぇ?」

由香里は怯えたような目で恵理を見上げながら
「ええ・・はい。」と小さな声で答えた。

「私も、ここに来てからの由香里先輩を見ていて思ったんです。」
「先輩はまだ、恵理の事を後輩だという意識が抜けていないし、自分は大人でしかも教師なのだから、このような研修は馬鹿馬鹿しいと心の何処かで思っている筈なんです。」

と恵理は口では「先輩」と呼びつつ、口調は教師に戻ってというより、これが本来の喋り方なのであろう。
理性的なトーンで由香里に語り始めた。

由香里は目を伏せ、反論はしなかった。
それは、恵理の言う事が的外れではないと自分でも分かっていたし、また単なるブリッコと侮っていた恵理が実は大変な知性の持ち主だと気づき、気後れする思いであったから。

「どうしてもプライドが邪魔をして、中学生や小学生になりきって研修を受ける事ができないんだと思います。」
「だから、私は由香里先輩が余計なプライドなど捨て去って素直な心で研修を受けられるように、ちょっとした演出を用意してあげる事にしました。」
 
「それは・・」と恵理は思わせぶりに一呼吸区切ると
「今日から寮では先輩の事を私の子供として扱う事にします。」と高らかに宣言をした。

由香里は思いがけない宣告に目を大きく見開き、「それって、どういう意味?」と恐る恐る恵理に尋ねる。

「つまり、私が先輩のママになるという事です。」
「私は由香里先輩の事を実の娘だと思って、素直になれるように厳しい躾を行います。」
「先輩も私の事を実の母親だと思って言いつけに従ってください。」

「私の娘として躾を受ける。」
「これが私からの罰です。」
「まさか嫌とは言わないですよね?」
と恵理は微笑みながら由香里に問うたが目は笑っていなかった。

由香里は何か言わなきゃと思ったものの、何の反論の文句も思い浮かばず、ただ「あの、でも・・」と言った切り、言葉が続かない。

恵理は由香里の逡巡を断ち切ろうとするかのように
「罰は受けてもらいますよ。」
「由香里せ・ん・ぱ・い。」
とやや強い口調で由香里の反論を封じた。

「それと、今日だけでなく、これからは私がずっとおむつを当ててあげます。」
「寮長先生には私から伝えておきますから。」
「娘のおむつを当てるのはママの役目ですからね。」
「私が行います。」

「これは寮長先生から手淫の罰のお許しを頂いても、当分の間は先輩が素直な気持ちになったと判断できるまで続けます。」
 
「早く馴れる為にも、今日から寮の中では私の事を”ママ”と呼んでください。」
「私も先輩の事を”由香里ちゃん”と呼びますから。」

「じゃあ、由香里ちゃん。」
「ベッドに横になりなさい。」
「ママがおむつを当ててあげますからね。」
と恵理は微笑みながら由香里に命令した。

由香里は余りに現実離れした恵理の提案に(正気なの!?)と言葉を失い、ただ恵理の顔を呆然と見上げるばかりであった。

恵理はそんな由香里の心中を見透かすように
「これはあなたが早く素直になれるようにしてあげている事なのよ。」
「さあ、早く横になって。お尻を出して。」
「素直にしないと又、お尻をぶちますよ。」
と言って恵理は手に「は~」と息を吹き掛ける真似をした。

瞬間、由香里は自分の体がぴくんと反応したのを感じた。
五稜学院に来て以来、度々お尻叩きのお仕置きをされた由香里はお尻を叩かれる恐怖を体が憶えてしまったのである。

由香里はそう慌てる事はないと自分に言い聞かせ、ゆっくりとした動作でベッドの上に仰向けとなって横たわった。
少しでも抵抗の意を現したかったから。

恵理は横たわった由香里の寝間着の裾を持つと、「さあ、お尻を浮かせて。」と命じる。
由香里が腰を浮かせると、裾をお腹が見える程に捲り上げてしまった。

由香里は股間を露わにされた恥ずかしさで目をぎゅっと瞑って股を閉じる。
両手は股間に置いて恵理の視線から陰部を隠そうとした。

「そんな事してたら、おむつを当てられないでしょ。」
「さあ、赤ちゃんがおむつを替えるポーズをとりなさい。」

「膝を立てて。」
「ママがおむつを当てやすいように自分で脚を持って広げるのよ。」

と言って恵理は由香里の両脚を持ち上げて自分で持たせると、由香里に大股開きのまま両脚を持ち上げているポーズを強要した。

由香里はついに最悪のポーズを恵理の眼前に曝し、顔がか~と熱くなって視界も霞む。
(もう、死にたい・・)と余りにも情けない自分の姿を呪ってもいた。

恵理は、由香里が恥ずかしそうな顔で己の恥態を耐えている姿に、性的興奮を伴った激しい胸の高鳴りを覚えた。
それと共に嗜虐心にも火がつき、由香里の羞恥心を一層煽ってみたくなる。

「ふふっ、お尻の穴まで丸見えよ。」
「恥ずかしい?・・恥ずかしいわよね。」
「でも、その恥ずかしさが薬になるの。」

「あなたには、これまで素直に研修を受けなかった罪。」
「また、高慢な心で私を虐げた罪。」
「以上、2つの罪があります。」

「その2つの罪に対する罰として、赤ちゃんから躾け直してあげます。」
「暫くは赤ちゃんと同じ格好をして反省すること。」

「これが私からのおむつのお仕置きです。」

「分かった?」
「分かったら、そのままじっとしているのよ。」

と恵理は言うと、お盆の上からチューブを取り出し、中のジェルをを由香里の股間へと塗りつける。

「あっ、冷たい。何をするの?」
と由香里は驚いて、両手で持ったままの膝を閉じた。

「ほら、じっとしてなさいと言ったでしょう。」
「股を開いて。」
と恵理は由香里に元の姿勢をとらせると、お盆の上からティッシュを一組取って手を拭った。

恵理は次ぎに、ピンク色したプラスティック柄のT字型の剃刀を取りだすとベッドに上がり、由香里の股間を前にして座りこむ。

「当分、おむつを外せない赤ちゃんが、こんなお毛毛を生やしていたらおかしいでしょ?」
「それに不衛生ですからね。」
「だから、ママが剃ってあげます。」
と言うと恵理は左手を由香里の股間に添えて陰部の肌を伸ばし、右手で由香里の陰毛を剃り始めた。

「え~、止めてください。」と由香里は驚いて上げていた脚を下ろし、膝を立てたまま股を閉じて抵抗の意を現した。

「ほら、動いたら危ないでしょ。」
「これはね、由香里ちゃんが素直になれる為の躾けをしているんだから、素直にママの言う事を聞きなさい。」

「由香里ちゃんは赤ちゃんにならないと素直になれないから、赤ちゃんから躾け直すの。」
「その為には・・」
「先ずは体から赤ちゃんになって貰います。」 

「それに・・」
「昔、ママの事をいじめたから・・」
「そのお仕置きの意味もあるの。」

「さっき、いじめの罰を受けますと言ったでしょ?」
「昔の事を本当に反省しているのなら素直に罰を受けなさい。」

「さあ、早く。」
「もう一度、脚を上げて股を広げなさい。」

と恵理が叱りつけると由香里としては従わざるを得ず、渋々ともう一度脚を上げ、再び股間を恵理の眼前に現した。

それでも、「恥ずかしくて、お風呂に入れない・・」と尚も遠慮がちに不服の意を示す由香里。

「誰も、見てやしないわよ。」
「それに前を隠して入ればいいでしょ。」
と恵理は取り合わずに由香里の陰毛を剃り始める。

恵理は手際よく手を動かし、瞬く間に由香里の股間をつるつるに剃り上げてしまった。

「終わったわよ。」
「でも、まだそのままの格好をしているのよ。」

由香里は少しヒリヒリとし、またスースーする感じとなった自分の股間を非常に心許なく感じ、本当に幼児に戻ったような錯覚を覚えていた。

恵理はベッドから降りると円筒状の容器をお盆の上から取り出し、蓋を開けてから右手に持つと由香里の側へと寄る。
そして、左腕を逆水平で由香里の上げている両膝裏に差し入れると、両脚を上体に押し倒す感じに押さえつけてしまった。

つまりは、お尻の穴が天井を向いている格好だ。

由香里は慌てて、「何を・・何を・・」と叫びながら身を捩る。

恵理は持っていた容器をベッドの上に置くと、右手で由香里のお尻をピシャーンと1回叩き、「大人しくしなさい!」と叱り付けた。

由香里の体はお尻を叩かれると反射的に固まってしまった。
悲しいかな、五稜学院が施したお尻の躾は十分過ぎる程の効果を由香里に及ぼしていたのだ。

恵理は由香里が大人しくなると、ベッドの上に置いた容器の中から円錐状の物体を一つ取り出す。
それを指で摘むとその尖った方を由香里の肛門に押し当て、そのまま中へと押し入れた。

恵理は人差し指の付け根まで深く押し入れると
「やっぱり、便秘しているわね。」
「ほら、今、ママの指先に由香里ちゃんのうんちが触っているわよ。」と涼しい顔して言う。

由香里は余りの仕打ちを受けて流石に怒りだし
「あ~、何てことを・・」
「止めて、そんな、汚い・・」と言って暴れ出した。

しかし、恵理は由香里の脚をぐっと押さえつけて
「母親が子供の健康に気を遣うのは当然の事です。」
「こうやって直接指を入れれば、熱はあるかとか、便秘はしていないかって分かりますからね。」

「現に便秘をしている事が分かったじゃないの。」
「子供がママにお尻を調べてもらうのに何を恥ずかしがる事がありますか。」
と言って由香里の肛門から指を抜こうとしない。
 
実は、恵理の指先が触れているのは由香里のうんちではなく、恵理が押し入れた座薬式の下剤であった。
これは個人差があるが、通常は30分から1時間くらいで便意を促す。

常用者の恵理などは挿入しても強烈な便意は起きないが、慣れていない人間だと我慢する事が出来ない便意を催す筈だ。

(ごめんね。由香里先輩。)
(これはお仕置きの意味もあるけど、先輩を素直な子供に戻すお薬でもあるのよ。)
 
恵理は指先で座薬が腸の奥深くに吸収されて行くのを感じるとようやく指を抜いた。

今度はベビーパウダーとパフを取りだし
「じゃあ、次はパウダーを振って上げるから。」
「そのまま膝を持ち上げていなさい。」
と恵理は次なる行動に移る。

由香里の股間にパウダーをはたこうというのだが、その真意はおむつかぶれを防止する為というより由香里を赤ちゃん扱いして辱めたいというのが本当の所であった。

(由香里先輩の恥ずかしがる顔はとても素敵。)
(私の一番の好物。)
(パウダーをはたきながら、ゆっくりと拝ませてもらうわ。)

(それに・・)
(これは由香里先輩の高慢な心を挫いて・・)
(素直な心を取り戻すための躾け。)

(だから、遠慮も容赦もしない。)
(たっぷりと恥ずかしがらせて・・)
(私に服従させる・・)

由香里はお尻の穴に残る不快感と屈辱感に苦しみながらも恵理の指示には逆らえず、言われたままのポーズを維持していた。

そして恵理の期待どおり、由香里は陰部やお尻をパフをはたかれている間中、目を瞑って唇を噛みしめながら顔を火照らせ、時折、いやいやをするように顔を振りながら恥ずかしさに耐える可憐な表情を見せていた。

また、由香里自身も否応が無しに恵理の真意を感じ取っていた。

(恥ずかしい・・)
(こんな格好させられていると・・)
(本当にママにお仕置きされている気分・・)
(つまり私は今、躾けられているのね・・)

恵理がパウダーをはたき終わると、由香里はようやく脚を下ろす事を許された。
そして股間におむつを当てられて、由香里への辱めは一つの完成形を遂げる。

恵理はおむつをつけ終えると今度は紐を取り出す。
「じゃあ、手淫の罰として手を縛るわよ。」
と言って由香里の両手をベッドのパイプに縛り付けた。

(痛い、寮長先生より縛り方がきついわ・・)
と思った由香里であったが口にはせず、ただ顔をしかめて我慢をしていた。

「じゃあ、今夜は寒くないから空調は切っておくけど大丈夫よね?」
「明日の朝、ママが紐を解きにくるまで良い子にしておねんねするのよ。おやすみ。」
と恵理は幼児に話しかけるように言うと、電気を消してから由香里の部屋を出ていった。

由香里は暗闇の中で一人になると改めて自分の恥態が脳裏に甦る。
もはや恵理に対しては、一生消える事のない引け目を背負ったという悔恨が胸中を締め付けもした。

しかし、(これが毎日続くの?)という暗澹たる気持ちもある反面、どこかでほっとしている自分がいる事も感じていた。

それが何故なのかは、自分でも掴みきれない。

傲然と自分におむつを当て、陰毛を剃り、肛門の中に指まで入れた恵理の事を不思議とあまり憎いとは思っていなかったのだ。

自分に対してそこまでやってのける恵理をいっそ支配者として受け入れ、その庇護に与りたいという願望があるのか?

それとも、そこに潜む強烈な愛憎に畏怖したのか?

あるいは認めたくはないが、自分に被虐願望があるのか・・?

恐らくはその全ての要素が少しづつ絡み合って、今の自分の複雑な心境を彩っているのであろうと由香里は認める気持ちになってきた。

もう考えるのは止めようと思い、由香里は眠りにつこうとする。
だが、今度は別の不快感が由香里を襲い始めた。

(いやだわ・・こんな時に・・)
(さっき、お尻の穴をいじられたせいだわ・・)

いつもは、なかなかやってこない便意がよりによって、こんな状態の時にやってきたのである。

由香里はあまり便秘体質ではなかったのだが、五稜学院に来てからは環境の変化もあり、また学校にしろ寮にしろトイレで生徒達と一緒になるのが嫌だという意識が作用しているのか便秘気味となっていたのであった。

確か、ここ3~4日は排便をした記憶がない。
こんな状態でなければ便意が出てきたのは喜ばしい限りなのだが、いかんせん間が悪い。
由香里は、それが恵理の仕組んだ罠だとも知らず、一人暗闇の中で便意と闘っていた。

便意は時折、強烈に襲ってくるものの暫く我慢していると収まってくる。
それを何度か繰り返している内に次第に疲れ、いつしか眠りに落ちる事に成功した。

時折、お腹が苦しくて目が覚めるものの、睡魔も時間と共に強くなっていく。
由香里は、(この分だと、朝まで我慢できそう・・)と楽観的に考えだした。

また、夜中に現実か夢の中かは定かではない意識の許でおならが出てからは、お腹に溜まっていたガスが抜けた感じですっとお腹の痛みが消え、以後は深い眠りへと落ちていく事ができた。

ただ、お尻に冷たいものが触れている感じがしたのは気になったが、睡魔の方が勝り、由香里はその感覚を意識の外へと追い出した。

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