第26章 おねしょとお漏らし

第26章 おねしょとお漏らし

翌日は日曜日。
平日の起床時間は午前6時半だが、日曜は7時と決められている。

だが朝の7時前だというのに恵理は内線電話で叩き起こされた。
寮長室からである。

替えの寝間着とおねしょパンツを持って寮長室まで来るようにとの坪井からの指示であった。
おねしょパンツとはパンツ式の紙おむつの事で、寮では夜尿症のある子にそっと履かせている。

恵理は顔だけを急いで洗うと、寝間着のまま寮母室の隣にある納戸へ入り、寝間着とおねしょパンツを一つずつ取りだすと寮長室へ急いだ。

(今、寮長室にいるのは寮長先生と由香里先輩だけの筈。)
(まさか由香里先輩がおねしょというのもありえないし・・)
(一体どうしたのだろ・・?)

と訝しがって歩いている内に寮長室へと到着する。
ドアをノックして、いつものように「失礼します」と断ってから中に入った。

寮長室には誰もいなかったので奥にいるのだろうと思い、居間へと通じるドアへと近づく。

すると、ドアの向こうから何やら坪井が怒っている声が聞こえてきた。
また、人肌を叩くような音と時折混じる由香里らしき人物の哀訴の声。

恵理はどきどきしながらドアをノックし、「失礼します」と小声で言いながらそっとドアを開ける。
すると驚きの光景が目に飛び込んできた。

坪井は椅子に腰掛けてはいたが、その膝の上には由香里が俯せに押さえつけられ、裸のお尻をピシピシと叩かれているではないか。

しかも、由香里は素っ裸である。
どうやら、由香里は何かをしでかして坪井の逆鱗に触れ、手酷く折檻されている様子だ。

その理由は、由香里に向けられた坪井の小言ですぐに判明する。

「私はね。あなたがおねしょした事を怒っているんじゃないのよ。」
「昨夜はあれほどおむつを着けるように言ったのに、それを拒んでおいて粗相をしたから怒っているの。」

「お陰でお布団やシーツどころか、マットレスまでぐっしょりじゃない。」
「あなたが我が儘を言わなければ、こういう余計な手間も増えなかったのよ。」

「おねしょ癖があるなら、初めから素直におむつを着ければよかったのに・・」
「それを見栄を張って、つまらないプライドに拘るからこういうことになるんです。」

「見栄を張ると言うことは他人を欺き、自分を偽るということ。」

「だから、これは・・・」
「こういう愚かな失態を招いたあなたの偽りに対して罰を与えているのです。」

「あなたの今の身分は小学生だけど・・」
「精神的にも大人とは言えません。」
「素直になれない大きな子供。」

「それが今のあなた。」
「そんなあなたに相応しい躾は・・」
「子供と同じくお尻ペンペンです。」

「子供はこうやってお尻を腫らして学んでいくのです。」
「頭で考えないで、お尻の痛みで学ぶのです。」
「素直な心を体で憶えていくのです。」

「子供の様に膝に乗せられ・・」
「お尻を剥き出しにして叩かれる・・」

「二度とこの様な目に遭わない為には今後どうすればいいか?」
「そのことをよ~く反省しなさい。」

と言いながら坪井は折檻の手を緩めない。

体格の良い坪井が繰り出すストロークは男性並みの力強さで、由香里のお尻は叩かれる度に無惨に歪み、ビシバシと痛そうな音を奏でている。

それは、”お尻ペンペン”というよりは、”折檻”と呼ぶのが相応しいような激しさであった。
その強烈な打擲と坪井の叱責は、由香里の自我を奪うのに十分な効果があったらしい。

「ごめんなさい。ごめんなさい。」
「もうしませんから。許してください。」
「お尻痛いよ~」

と由香里は幼子のように坪井の膝の上でみっともなく泣き叫んでいた。
その姿はおねしょをして母親からお仕置きされる幼児さながらのようである。

(ぷっ、ぷぷっぷぷぷっ、く~、)
(おねしょしたなんて由香里先輩、まじですか?)
(あ~、可笑しい。先輩、カッコ悪すぎ。)
(あ~ん、私の由香里先輩のイメージがどんどん崩れていく~)
と恵理は内心、爆笑しながらこの光景を見ていた。

由香里の頭は恵理が入ってきたドアとは反対側に向いており、つまり恵理は由香里のお尻に相対している。

由香里は自分の醜態をまさか第三者に、しかも恵理に見られているとは夢にも思っていないのであろう。
痛みに耐えかねて脚をバタバタとさせ、その恥部は慎みを忘れて曝けだされていた。

(まったく・・)
(見ているこっちが恥ずかしくなるわ・・)
と恵理も目のやりばに困ってしまう。

坪井はひとしきり由香里のお尻を叩くと、ようやく怒りがおさまったのか打擲の手を止めた。
そして、「今夜は必ずおむつを着けて寝ること。分かりましたね。」と厳しく言いつけた。

由香里は「はい・・」と仕方なく同意するも「その代わり・・」と何か言いたげであった。

坪井が「何?」と問い返す。

「あの・・」
「小橋先生にはこの事を内緒にしてください。」
「お願いします。」
と由香里は情けなさそうな声で懇願した。

坪井は恵理の方を向いてニヤリと笑うと
「そういう訳にはいかないわ。」
「小橋先生はあなたの指導教官だし、舎監だから報告しない訳にはいかないのよ。」

「それに・・、もう遅いわ。」
「小橋先生、さっきからそこにいるもの。」
と坪井はおかしそうに答えた。

その言葉を聞いた由香里は言葉を失い、お尻だけではなく全身が真っ赤に染まっていく。

お仕置きが終わったというのに坪井の膝から降りようともせず、そのままの姿勢で固まってしまったかのようであった。

ただ、股だけは先ほどまでとは打って変わってしっかりと閉じられている。

「さあ、小橋先生が替えの寝間着とパンツを持ってきてくれたから、それに着替えなさい。」
と言って坪井は由香里に膝から降りるようにと促す。

由香里は立ち上がったが、胸を左腕で隠し、右手を陰部に当てて恵理に背中を見せる格好となり、決して恵理の方を見ようとはしなかった。

坪井も立ち上がって恵理から寝間着とおねしょパンツを受け取ると、寝間着を傍らの椅子に置き、おねしょパンツを広げて由香里の前へとしゃがみこむ。

「さあ、あんよを入れて。」
と幼児言葉で由香里に命令する坪井。

由香里は坪井が手にしているのは普通のパンツではないと気づき、「それは・・?」とおずおずと疑問を口にした。

「これはパンツ式の紙おむつなの。」
「寮ではおねしょパンツと呼んでいるけどね。」
「あなたはおねしょをした罰として今日1日これを履いて反省すること。分かったわね。」
と坪井は有無をも言わせぬ口調で由香里に命じた。

「そんな・・許して下さい。」
と由香里は泣き声を上げたが、坪井は厳しい口調で撥ねつけた。

「それが嫌なら、おねしょ布団を背負って玄関に1時間立たせるけど、どっちが良い?」

「当学院では、”おねしょ癖のある子は事前に申告すること”と定めています。」
「生徒手帳の寮則にもそう書いてあります。」

「申告しないでお布団を汚した生徒には、その無責任さに対して罰を与えています。」
「おむつの罰なんて軽すぎて申し訳ないというのなら、お立たせの罰を選んでも良いわ。」

「さあ、どっちの罰が良いですか?」
「選びなさい。」

由香里が黙っていると、「素直にしないとまたお尻をぶつわよ。早くなさい。」と更に厳しい口調で坪井は命令した。

由香里はついに観念して片足をおねしょパンツに突っ込む。
次いで、もう片足も入れると坪井は一気におねしょパンツを由香里の腰の位置に引っ張り上げた。

由香里は両肘で胸を隠しながら、両手で顔を覆った。
恵理の位置からは、やや半身となった背中を見せる姿勢だ。

華奢な肩の下には肩甲骨の膨らみが陰を作っている他は、染み一つない白い背中が腰のラインできゅっとくびれるまで続き、肘の下からは乳房の膨らみも垣間見える。

紛う事なき大人の、しかも極上の美を兼ね備えた大人の女性の半裸に全く不釣り合いの腰の膨らみは、滑稽でもあったが由香里の羞恥を際だたせたエロティシズムも感じさせた。

(うふっ、かわいいわよ。由香里先輩。)
とからかいたい気持ちを抑えながら恵理は由香里のおむつ姿を目に焼き付けていた。

このような醜態を曝した以上、もう由香里は自分に生意気な口は利けないだろうと、ほくそ笑んでもいた。

坪井が頭から寝間着を被せてくれ、ようやく由香里も人心地ついた。
だが、恵理を見る勇気はなかった。

「シーツとお布団はこちらで乾かしておくけど、寝間着と下着は自分で洗濯するのよ。」
「そこのお風呂場を使いなさい。」
と坪井から命令され、由香里は寝室の奥にある風呂場へと向かう。

洗濯を終えて部屋へと戻ると恵理の姿は消えていた。

「小橋先生は先に帰ったけど、舎監室に顔を出すようにと言付かっているわ。」
「それでは自室に戻っていいわよ。」
「夕食後は9時までに又ここに来ること。」
「いいわね。」

と坪井から指示を受け、ようやく由香里は自室へ戻ることを許された。

寮の寝間着はゆったりとして体のラインを隠すし、透けやすい素材でもないので、少し見たくらいでは下におむつを着けているとは気付かれないだろう。

しかし、由香里はやはり落ち着かず、足早に自室へと戻る。
幸い、誰とも出会せなかった。

自室のドアを開けようとして坪井の言葉を思い出し、反対側にある舎監室のドアをノックした。
次いで、「失礼します。」と言いながらドアを開ける。

中に入って恵理の姿を認めると、由香里はすぐに目を伏せ、「何でしょうか?」と声を掛けた。
やはり、恥ずかしくて恵理の顔をまともに見る事ができない。

恵理はそんな由香里の様子を愉快そうな目で見つめながら本題を切り出した。

「いえね。あなたは今、特別反省中でしょう?]
「だから、本当は日曜日でも反省パンツを履かなければいけない決まりだけど、今はおねしょした罰としておむつを履いているわよね?」
と恵理は由香里が今、最も触れて欲しくない部分に遠慮なく踏み込んできた。

由香里の顔はたちまち赤くなり、恨めしそうに恵理の顔をちらっと見る。
だが、恵理はそんな由香里を気に留める様子もなく言葉を続けた。

「それで、考えたのだけれど・・」
「両者を同時に解決する方法として、反省パンツならぬ反省おむつを作ろうと思うの。」

由香里は何となく恵理の言いたいことが分かってきた。
恵理も何が言いたいか分かったでしょうと言いたげな顔をしている。

「そう。」
「今履いているおむつに反省と書けばいいんじゃない?」
「私が書いてあげるからお尻を出してみなさい。」
と由香里の嫌な予感どおりの指示を出してきた。

由香里は、「分かりました。後で自分で書いておきますから・・」と控えめな口調ながらもはっきりと拒絶する。

恵理はすっと表情を引き締めると怒声を発した。

「あのね。」
「私は今、お尻を出しなさいと命令しているの。」

「いい年をしておむつもとれないおねしょ娘が、私に逆らうなんて10年早いのよ。」
「これ以上、ぐずぐず言ったら、おむつ一丁の姿で玄関に立たせるわよ。」

「さあ、そこの畳に四つん這いになって・・」
「寝間着をまくってお尻を出しなさい。」
と和室の畳を指さしながら、恵理は由香里に激しく迫った。

昨日までの由香里なら、ここで激しく反発し、言い返していた事であろう。

だが、昨日から散々恵理の前で醜態を曝し、またここの掟を嫌と言うほどお尻に躾けられた由香里には、もはや恵理の言葉に逆らう勇気も気力もなかった。

由香里はおずおずと畳の上に上がり、言われるままに四つん這いの格好となる。

「はい、お尻をまくって。」
「ちゃんとおむつを見せないと書けないじゃない。」
と恵理は容赦なく服従を強要した。

由香里は仕方なく寝間着の裾を捲り、おむつに包まれたお尻を恵理の前に突き出す。
恥ずかしさと悔しさに唇を噛みしめ、目を瞑って屈辱感に耐えた。

「ふふっ、良い格好ね。」
「ようやく、従順という言葉を覚えてきたようね。」

と恵理は満足げに微笑むと机の引き出しから黒のマジックを取り出し、由香里のお尻の前に座った。

「さあ、じっとして。」
と命じると恵理は由香里のお尻に大きく「反省」と2文字書く。

「もういいわよ。」と由香里のお尻を軽くポンと叩いてから恵理は立ち上がった。

由香里が立ち上がると、恵理は「お礼は?」と言ってくる。

由香里が怪訝そうに恵理を見つめると、
「人の手を煩わせたら、お礼を言う。」
と恵理は語気鋭く叱った。

由香里は目を伏せ、「ありがとうございました。」とできるだけ感情を込めずに答えた。

「帰っていいわよ。」の恵理の声に自室に戻った由香里であったが、部屋に入るとそれまで抑えてきた感情が一気に吹き出す。

倒れるようにしてベッドに顔を埋めると、堪えていたものを吐き出すかのように嗚咽し、そして号泣した。

その日は日曜日であったが、おむつを履いたままでは外出する気も起きず、由香里は1日自室に籠もる。

スウェットを履くと体のラインが出て不自然な膨らみが気になった為、由香里はスーツケースの中から裾が踝まであるグレーのボックスプリーツのスカートを取り出して履いた。

上は黒のサマーセーターで、大人びた雰囲気となる。
せめて休日の日くらい大人の自分に戻りたいという無意識の意識が働いたのかもしれない。

トイレに行く度に少々きつめのおむつは上げ下げに難儀したが、やはり入浴時が一番厄介だった。

由香里は余程おむつを脱いでから浴場に向かおうかと考えたが、一連のお仕置きが恐怖となって体に染みつき、違反する事ができなかった。

だが、なんとか人の視線がない事を確認した後、スカートの中で着脱し、露見する事なく入浴を終えた。

夕食後は一切の水分を摂らず、歯を磨いて寝間着に着替えると後はただ自室で時を刻むのを眺めていた。

9時前にトイレを済ませてから寮長室へと向かう。

坪井は由香里をベッドに寝かせると、
「布のおむつを用意するから、今履いているのは脱いじゃいなさい。」と命じて一旦寝室を離れた。

由香里は履いていたおねしょパンツを脱ぐと反省の二文字が内側にくるように二つ折りにして体の脇に置いた。
そして、再びベッドに横たわる。

坪井は昨日と同じトレーにたくさんの荷物を置いて戻ってくると早速に命令を発した。

「さあ、寝間着をめくって自分でお尻を出しなさい。」

由香里は覚悟をしていたもののやはり恥ずかしく、目を瞑って寝間着の裾をめくった。
そして、「膝を立てて。」との坪井の言葉に従い、膝を立てた由香里は堪らず両手で顔を覆う。

今、坪井の目の前には由香里の陰部が余すところなく曝し出されている。
そんな自分の姿を想像すると耳が熱く、全身も真っ赤に染まった気分であった。

「おむつはたくさん当てておくから、今日はおねしょしても大丈夫よ。」
「はい、お尻を浮かせて。」
と坪井は由香里のお尻の下にカバーごとおむつを差し入れた。

坪井は次ぎに用意してあったベピーパウダーの蓋を開ける。

「はい、じゃあ、かぶれないようにベビーパウダーを塗ってあげるから、自分で膝を持って足を上げなさい。」

由香里は顔を覆った手のひらの下で思わず目を見開く。

(えっ!?・・)
(それって、もしかして・・)
(やだ、そのポーズだけは嫌・・)
と自分が取るべくポーズを想像して羞恥に焦がれ、そのまま動けないでいた。

すると坪井はいらいらしたような声で
「何してるの? こうするのよ。」
と言いながら由香里の両脚を持ち上げ、由香里の手をそれぞれの膝の裏に添えさせた。

そう、由香里はカエルのような大股開きのポーズを維持する事を強要されたのである。
それは由香里の全てを坪井の眼前に曝し、全てを委ねますと誓わされているかのような光景だった。

由香里はぎゅっと目を瞑り、ただ羞恥に耐えていた。

坪井は由香里の陰部を上の方からパフをはたいていくと、今度は上げたままの両膝を閉じるように命じた。
次ぎに両膝裏で由香里の両手を組ませ、足を高く上げたままの姿勢をとらせた。

丁度、由香里が高嶋からお仕置きされた時の格好を逆さまにしたような絵である。

坪井は左手で由香里の両足首を掴むと由香里の頭部へ押し倒す。

必然的に由香里のお尻が天井を向き、菊門までが良く見えるようになると、そこにも丹念にパフをはたいていった。

完全におむつを替えられている赤ちゃんと同じ扱いで、由香里はこれ以上はないという恥ずかしい格好に自分自身を消してしまいたくなる。

(は・・恥ずかしい・・)
(もう・・許して・・)

この格好だけでも死ぬほど辛いのに、他人の手で自分の陰部、しかもお尻の穴まで触られた羞恥と屈辱は由香里の全てを焦げつくし、後には抜け殻だけが残っているかの感覚に陥るほど心が憔悴していた。

そんな由香里の胸中を気に留める様子もなく、坪井は淡々と作業を進めていく。
パフをはたき終えると由香里の足を下ろさせ、股間をおむつで覆っていった。

由香里はようやく股間を隠され、一心地ついた。
この際、おむつだろうと丸見えよりはましであるから。

坪井はおむつカバーのボタンをパチッと音をさせながら留めていき、最後に腰紐を結ぶと裾からはみでているおむつをカバーの中に押し込んだ。

「終わったわよ。」と言ってポンとおむつカバーを叩く。

坪井は先ほどまで由香里が履いていた、おむつパンツを手に取ると反省の二文字を見て苦笑した。

「これは暫く取っておきましょうか。」
「また使うかもしれないし。」

と由香里に向かって意味ありげな笑みを浮かべると、ナイトテーブルの下にある引き出しにそれを仕舞う。

その後、昨夜のように両手を紐でベッドに括られて眠りについた由香里であったが、その夜は失敗をせず、無事に朝を迎える事ができた。

明け方に尿意で目が覚め、その後も多少はうとうととしたが緊張感が勝ったのであろう。
そのまま熟睡することなく、また粗相することもなく朝まで凌ぐことができた。

ただ、朝、坪井から手首の紐を解かれた瞬間に由香里は跳ね起き、坪井の制止も聞かずにトイレへと駆け込む。

そこで、急いでおむつを外そうと腰紐をもどかしげに解き、次いでボタンを外しにかかったのだが思ったよりも固くて外すのに手間取ってしまう。

また、トイレに入った瞬間に緊張が解けた事もあったのであろう。
由香里はトイレの中で立ったまま、おむつの中にお漏らしをしてしまった。

一度堰を切ったほとばしりは止めどなく流れ、やがて緩んだおむつの裾からポタポタと滴が床へと垂れ落ちる。

由香里は予想だにしていなかった失態に狼狽し、おろおろと立ち竦むばかりであった。
坪井はなかなかトイレから出てこない由香里を不審に思い、声をかけてからトイレの扉を開く。

中では由香里が両手で顔を覆って立っていた。
おむつの裾から琥珀色の液体がポタポタと落ち、足下に水溜まりを作っている。

何が起こったのかを察知した坪井は、まず由香里の股間からおむつを外し、トイレットペーパーで簡単に由香里の股間や足についた水滴を拭うと由香里にバスルームに行って洗ってくるようにと命じた。

由香里がバスルームへ行っている間に、坪井は濡れたおむつをカバーごとバケツへと移し、トイレを雑巾で拭いた。

由香里は寝間着は捲り上げていたので濡らさずにすみ、風呂から出た後もそのまま着用した。
ただ、その下には何も身に付けていない。

坪井は風呂から上がった由香里を厳しく叱責する。

「あなたは私の言いつけに背いて勝手におトイレを使い、挙げ句にお漏らしですか。」
「全く、呆れ果てて物も言えません。」

「本当は厳しくお仕置きをする所だけれど、今日は学校がありますから帰ってからにします。」
「但し、罰として今日もおねしょパンツを履いて1日過ごす事。いいわね。」

と言って坪井は昨夜仕舞ったおねしょパンツを取りだすと、再び由香里の前に広げた。

由香里は流石にここまで失態が重なると否とは言えず、素直に足を通した。

坪井は昨日と同じようにおねしょパンツを由香里の腰まで引き上げると、お尻の反省の二文字をポンと叩いた。

「文字通り、良く反省しなさい。」
「それと今夜は8時半までにはここに来ること。」
「寝る前にお仕置きしますからね。」
「じゃあ、もう自分の部屋にお行きなさい。」

と坪井は指示を出し、由香里が自室に戻ることを許した。

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