20.二人だけのお仕置き

法子からは別れ際に、
「私の指が恋しくなったら、ここに連絡頂戴。」
と言われて、メルアドが書かれたメモを握らされていた。

優子は、親子教室から1週間と経たないうちに法子と密会するようになる。
そして、親子教室から一月ちょっと経った今日も、優子は法子と会っていた。

だが、いつもと違い、法子は聖加瑠徒教会の制服を着ているし、大きなバッグも提げている。
それに、連れてこられたのは都内でも有名なSM専用のラブホテルだった。

優子は法子と会う時には、法子の趣味で女の子らしい服を着るようにしていた。
いつぞや、母の昌子と買い物した時に買わされた(絶対に着ない・・)と思ったブリブリの服も法子と会う時は着ている。

今日も、フリルの付いたプリーツミニのスカートにキティちゃんTシャツという以前の優子にはありえない趣味の服を身につけていた。

法子は、優子を連れてホテルの1室に入ると、いつもと違う様子で優子に語りかけた。

「今日はプライベートでなく、聖加瑠徒教会教育指導部の指導員として、あなたに会いにきたの。」
 
「今から、簡単な審問をしますから、それに正直に答えて。」
「じゃあ、そこに座って正座しなさい。」
と言うと、法子はカーペットが敷かれた床の上を指した。

優子は怪訝そうな顔をして
「えっ!? どういうこと?お姉様。」
と2人きりの時、いつも呼ぶように法子を呼び、疑問を口にした。

「それを今から話すから、”そこに正座しなさい”と言っているの。」と法子は重ねて命令する。

もう、かつてのような力関係ではなく、今ではすっかり法子のネコとなっていた優子は、仕方なく履いていたヒール付のサンダルを脱ぎ、渋々と床に正座した。

法子は、持参したバッグから1冊のファイルを取り出し、それを持って優子の前に立つ。
ファイルを開くと、優子を見下ろしながら質問を始めた。

「当教会学生部所属の上原優子は、去る9月14日、22時20分頃、中野区の路上で酒気帯び運転の現行犯で検挙されるも、当教会所属の警察官により、これを揉み消した。という報告が上がってきていますが、これは事実に相違ありませんか?」

優子は意表を突かれたが、その話は身に覚えがあった。

大学の友人にカラオケに誘われ、その日はたまたま車で来ていたが、好物の生搾りチューハイに目が眩み、1杯だけ飲んでしまった。

帰宅途中、飲酒検問に引っ掛かり、やむなく運転免許証を提示。
すると、免許証入れに入っていた聖加瑠徒教会の学生会員証を見た警官から、意外な文句を囁かれた。

「実は、俺も教会さ。」
「見逃してやってもいいぜ。」

このまま検挙されれば、免許停止と高額な罰金が待っている。
親には傷害で高額な補償金を払って貰ったばかりだ。
それに、飲酒運転がばれたら父の謙吾は激怒し、免許も車も取り上げられる事だろう。

そう考え、優子は警官の申し出に即座に飛びついた。
初めて、教会員であって良かったと思ったものだ。

優子が法子の質問を肯定すると、法子は溜息を吐きながら優子を叱った。

「馬鹿ね。警察官が公権力を教会の為に使うと報奨金が出るのよ。」
「あなたは、その警官の小遣い稼ぎに利用されただけ。」

「それに、そういう恩恵を受けた教会員には後から様々な勧誘、ノルマが来るわ。」
「教会のお陰で助かったのだから、その分のお返しをしなさいと・・要はそういうこと。」

「”無料(ただ)ほど高いモノはない”と言うでしょ?」
「甘い誘いに、おいそれと乗らない!」

「この情報は、私の独自ルートから手に入れたの。」
「今、その情報元に頼んで、あなたが飲酒運転を揉み消した事実をコンピューターから抹消してもらうように工作中よ。」

「だから、もう、二度とこんな真似をしちゃ駄目。」
「わかった?」

優子は項垂れて、「はい・・」と小さな声で返事した。

法子は一層厳しい声を出し
「でも、この事実は我が教育指導部としては見逃せません。」
「あなたは学生部所属ですから、教育指導部の指導対象です。」

「未成年での飲酒。」
「しかも飲酒運転。もってのほかです。」

「よって優子には、今からお仕置きを受けて貰います。」と言って優子を睨んだ。

優子は、「ええ~」と不服の声を上げる。

「あっ、そう。」
「じゃあ、今の話をあなたのパパに報告するけど、それでも良いの?」
「お父様からきついお仕置きしてして頂くように頼んでみるわ。」

と法子が脅すと、優子はそれだけは止めてとばかりに首を強く横に振った。

「じゃあ、お仕置き決定ね♪」
「どんなお仕置きにしようかなあ?」
と法子は楽しげな口調で、優子の顔を覗き込みながら言った。

「一応、教育指導部としては犯した罪の重さに鑑み、お尻叩き100回のパドル打ちをお父様に勧告する予定だったけど・・。」

「優子って結構、痛みに強いから、恥ずかしいお仕置きの方が効果的だと思うの。」
「それに、私、優子が恥ずかしがる表情が、とっても可愛くて大好き。」

「どう?」と法子に聞かれたが答えようがなかったし、元より優子に決定権はない。

優子が無言だったので、「じゃあ、決まりね。」と法子は勝手に断を下した。

そして、「折角、SMホテルに来たのだから、少し楽しんで行きましょう。」と言われ、優子はロープで後ろ手に縛られてしまった。

その上、アイマスクに猿轡までさせられてしまう。
その状態で優子は、お尻を突き上げた姿勢で床に這わされた。
手が使えないので、顔と膝で体を支えている。

やがてスカートが捲られ、下着も膝上まで下ろされてしまう。
優子は何も見えないので恐怖が募り、「う~、う~、」と塞がれた口で呻いた。

すると法子が、「大人しくなさい。」と言って優子のお尻をぴしゃりと叩く。
優子は仕方なくじっとしていると、今度はお尻の穴に何か冷たいものを塗られた。

優子は、思いがけない場所に得体の知れないものを塗られたので、さっきよりも激しく「お~、うお~」と唸った。

「も~、全然反省してないのね。」と法子は突如、怒声を発した。

そして、優子の腰を小脇に抱えて押さえつけると、無防備に突き出されたお尻を力一杯叩き出した。

「もう、この子は。」 ぴしゃり。
「お酒なんか飲んで。」 ぴしゃり。
「未成年のくせに。」 ぴしゃり。
「おまけに。」 ぴしゃり。
「飲酒運転なんかして。」 ぴしゃり。
「事故でもおこしたら。」 ぴしゃり。
「どうするの。」 ぴしゃり。
「一生、」 ぴしゃり。
「取り返しが」 ぴしゃり。
「つかないんだよ。」 ぴしゃり。
「わかってるのか。」 ぴしゃり。
「このバカ学生。」 ぴしゃり。
「少しは・・」 ぴしゃり。
「親の苦労を・・」 ぴしゃり。
「考えろってんだ。」 ぴしゃり。
「もう、ほんとに。」 ぴしゃり。
「悪い子。」 ぴしゃり。
「悪い子。悪い子。」 ぴしゃり。 ぴしゃり。
「悪い子。悪い子。悪い子。」 ぴしゃり。 ぴしゃり。 ぴしゃり。

と言いながら、法子は優子のお尻をぴしゃぴしゃと何発も叩いた。
優子のお尻は真っ赤になり、くぐもった声で許しを請うている。

(ああ、お尻ぺんぺんされてる・・)
(大学生なのに・・同じ年なのに・・)

(痛いよ~・・恥ずかしいよ~)
(でも、・・ちょっぴり嬉しい・・)

(パパ、ママ、ごめんなさい。)
(飲酒運転で事故ったら・・)
(洒落にならないよね・・)

(優子は今、お尻ペンペンのお仕置きを受けています。)
(だから許して・・)

と優子も痛さと恥ずかしさと、そして愛されて叱られているという充足感が混じり、子宮が疼くようなある種の快感へと昇華していた。

法子は、ひとしきり叩くと怒りがおさまったのか、「今度暴れたら承知しないよ。」と荒い息を吐きながら言うと、ようやく優子を放した。

優子も、赤く腫れたお尻を突き出したまま喘いでいた。
痛むお尻をさすりたかったが、両手を縛られているので叶わない。

優子は息つく暇もなく、いきなり肛門に何かを挿入され、次いで液体が入ってくるのを感じた。
法子から動くなと厳命されていたが、やはり呻き声をあげ、お尻を振って嫌々をしてしまう。

しかし、何やら大量に液体をお腹の中に流しこまれ、優子はようやく自分が浣腸された事に気付いた。

2人だけのお仕置き04

すぐにお腹が痛くなり、優子は堪らず、倒れるようにして横向きに寝た。
海老のような格好をして体を縮め、苦悶の表情を浮かべている。

その姿を見て、法子はようやく猿轡とアイマスクを外す。

優子が問い掛ける前に
「お仕置きの浣腸をしたから。」
「10分は我慢しなさい。」
「その前にお漏らししたら、また浣腸するよ。」
と厳しく命じてきた。

(そんなぁ~)と優子は呆然としながらも、差し迫った便意と戦うしかなかった。

優子は、「お腹が痛いよ~」「あん、もう出したい・・」と当初はあれこれ言いながら悶えていたが、暫く経つと、一山越したのか静かになる。

だがまた、「あ~、もう、我慢できない。ト、トイレ・トイレ行かせて・・」と言いながら苦しみ始めた。

法子はその度に、「もう少し、あと、もう少しの辛抱だから。」と言い聞かせる。

そして、ようやく10分が経った。

優子は、「早く、トイレに、漏れちゃう・・」と身を捩りながら法子を急かす。

「はいはい。よく、我慢できました。」
「さすがに、優子は我慢強いわね。」
「グリセリン浣腸を200CCも入れられたら、普通は5分と我慢できない筈よ。」

「じゃあ、おトイレに行きましょうね。」と法子は言って、後ろ手に縛られたままの優子を抱えるように立たせ、下着とスカートを脱がせる。

法子は大きなベッドが置いてある所に優子を連れて行き、その反対側に回った。

そこには、白いオマルが置かれている。

法子はそれを指しながら、「さあ、あなたのおトイレに着いたわよ。」と言って優子をその上にしゃがませた。

「違う。こんなのトイレじゃない。」と優子は訴えたが、法子は突っぱねた。

「悪い子のトイレはこれでいいの。」
「これは、お仕置きなんだから。」

「優子が、私の目の前で恥ずかしいウンチをするというお仕置きなの。」

「だって、優子はおしっこをお漏らしした時も、あれほど恥ずかしがっていたじゃない。」
「だから、ウンチをお漏らししたら、どんな顔を見せてくれるのかな?って思って。」
「さあ、優子の恥ずかしい姿を私だけに見せて頂戴。」

と法子は言うと優子の側にしゃみこんだ。

「嫌だ~、こんなの嫌だあ~」と優子は言って立ち上がる。

だが、もう限界だったのであろう。

優子は慌ててまた、しゃがんだかと思うと、「出ちゃう~」という情けない声と共に恥ずかしい飛沫を可愛いお尻の谷間から噴射してしまった。

「ああ~」と情けない声を上げ、「見ないで。お願い見ないでえ。」と哀願した。

法子の期待どおりの恥ずかしげな顔をして首まで赤く染め、泣きべそをかきながら、オマルを跨いでいる。

決して他人には聞かせたくない、ぶりぶりという恥ずかしい排泄音を響かせながら、これまた他人には見られたくない己の恥ずかしい分身を生み落とし、優子はなかなか終わらない生き地獄に抗うこともできず、その羞恥罰に服すしかなかった。

「まあ、優子ったら便秘してたの?」
「随分と溜まってたわね。」
「お浣腸して良かったじゃない。」
「優子もたくさん出て嬉しいでしょ?」
「それにしても、臭いが凄いわね~」
「あ~、くちゃい。くちゃい。」

と法子は、「見ないでぇ~」という哀願を無視している事を証明するかのように容赦のない感想を漏らし、優子の羞恥心を余計に煽った。

優子は、「だって、言わないで・・」と恨めしそうに嘆く。

だが、法子はまだ羞恥罰の手を緩めない。

ようやくに羞恥の排泄が終わったと思ったら、優子は後ろ手に縛られたまま仰向けに寝かされ、赤ちゃんのようにお尻の後始末をして貰うという辱めも受けさせられた。

優子は両脚を持ち上げられたが、後手に縛られた両腕が腰枕代わりとなり、よりお尻を高く掲げる形で法子の眼前に曝された。

法子は、「自分でやるから~」と恥ずかしげな声で訴える優子を楽しげな声で窘める。

「前にも言ったでしょ?」
「悪い子は、赤ちゃんとして扱われるのよ。」
「大人の自覚を持って行動しなかった罰としてね。」

「さあ、ママにバッチイお尻を見せなさい。」
「キレイ、キレイしてあげまちゅからね。」

と法子は自分をママと自称して優子を赤ちゃん扱いし、お尻に残る恥ずかしい飛沫をティッシュで拭い始めた。

しかも、一刻も早く終えて欲しいという優子の羞恥心を逆撫でするかのようにゆっくりと懇切丁寧に拭いている。

優子はお尻の穴にまで指を侵入させられたので、「いやあ」と言いながら身を悶えさせ、その無礼なまでの丁寧さに拒絶を示した。

「こらっ、大人しくしないとお尻を叩くわよ。」
と法子に牽制されて優子はようやく観念し、お尻拭きの刑ともいうべき羞恥罰に耐えた。

そして最後に濡れタオルで拭われてから、ようやく縄を解かれた優子は精根尽き果てて、ぐったりと床に横たわってしまう。

法子も傍らに添い寝して、「恥ずかしかった?」と優子の乱れた髪を手で梳きながら尋ねた。
「うん・・とっても・・」と優子は少し、怒ったように言った。

「そう。それは良かった。」
「これに懲りたら、良い子にしているのよ。」
「そうしたら、また、大人の女として扱ってあげるわ。」
と言って、法子は優子にキスをする。

「うん・・じゃあ、今日は・・してくれないの?」
と優子が甘えた声で法子に尋ねた。

「今日は、赤ちゃんだから駄目。」
「悪い子だったから、罰として次回までおあずけ。」と法子は撥ね付けた。

「ちぇっ」と言ってむくれた優子の顔が可愛くて、法子はまたキスをする。
顔を上げると、「その代わり・・」と言って法子は自分の乳房を出した。

優子はすかさず、法子の乳房に吸い付く。
そして、法子に頭を撫でられながら抱かれているうちに、すやすやと眠り込んでしまった。

「本当に、大きな赤ちゃんね。」
「後で、おむつも当ててあげるわね・・」
と呟いて、法子は幸せそうに優子を見つめた。

これが、ずっと描いていた自分の潜在願望だったのかもしれない。

優子から慕われ、愛されたい・・
その夢が叶って、法子は心底、充足感を得ていた。

(完)

25

コメントを残す